文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

地域医療実践力養成セミナー

大学名等
筑波大学・東京医科歯科大学
取組む分野
地域医療、総合診療、緩和医療、感染症、難病・慢性診療、救急医療
対象者
医学類生(地域枠学生は必修、それ以外の学生は選択)
対象年次
1年次~6年次
養成すべき人材像

地域枠卒業生として、医師少数地域を含む地域医療の第一線で活躍するために求められる、総合的・横断的な能力を修得する。

科目等詳細
<講座型科目>
・地域医療実践力養成セミナー〔(筑波大学:地域枠学生必修、1.0単位×6回/6年、1日、1-6年次)、(東京医科歯科大学:地域枠学生必修、0.5単位×12回/6年、日、1-6年次)〕

茨城県では、長期休み(春休みと夏休み)に、地域枠医学生全員を集めた修学生セミナーを年2回開催している。
その内容は、茨城県地域医療支援センターが中心となって企画し、6年間で県内の全ての二次医療圏の医療を見学するとともに、交流会、研修会等が行われている。
今回、連携する2大学が中心となり、それぞれ開発した教育プログラム・コースの内容をアレンジして、修学生セミナーの場を利用した半日間のプログラムを実施する。対象者は、2大学の地域枠学生(筑波大学 36名/年、東京医科歯科大学2名/年)に加えて、2大学以外の茨城県地域枠医学生(7大学、定員23名/年)も参加可能とするほか、地域枠以外の学生も参加可能として、広く受講者を募る。
学生は低学年(1~3年)と高学年(4~6年)に分かれて受講する。教育テーマは、本事業における6つのテーマ(地域医療、総合診療、緩和医療、感染症、難病・慢性診療、救急医療)とし、6年間を通して、全員がまんべんなく教育を受けられるようにする。セミナーでは、オンデマンド教材を活用して、事前学習や復習に役立てるほか、当日欠席した地域枠学生が後から受講できるようにする。
本セミナーは、筑波大学は専門科目(選択)として、東京医科歯科大学は地域医療学習プログラムとして単位認定する。

教育内容の特色等
(新規性・独創性)

2大学の強みを生かした、地域医療に貢献する人材を養成するための教育プログラムを、茨城県に地域枠を置く9大学の医学生すべてに提供できる。地域枠医学生向けに開設される本セミナーを通して、大学の枠を超えて地域枠医学生が学びあう雰囲気を醸成し、将来の地域での連携に役立てることができる。

指導体制

筑波大学・東京医科歯科大学において、本事業におけるすべての教育プログラム・コースを担当する教員が担当する。実施に当たっては、茨城県医療人材課、茨城県地域医療支援センターの支援を受ける。

開始時期
令和5年3月