文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

災害時初動とBCP学修プログラム

大学名等
筑波大学
取組む分野
救急医療
対象者
医学類生(地域枠学生を含むすべての学生)
対象年次
3年次~4年次
養成すべき人材像
  • 各種災害発災時において、その初動を適切に対応できると同時に、最大多数の傷病者の救命を実施するためのトリアージを適切に実施できる。
  • 予測外の事態に対しても、医療・消防・保健・福祉・行政など多職種スタッフと迅速に連携し、適切に対応できる。
  • Business Continuity Planning(BCP)の概念を理解し、通常診療を実施するために有事に必要不可欠な事柄を取捨選択できる。
科目等詳細
<講座型科目>
・災害時の初動とトリアージ(機能・構造と病態Ⅱ 麻酔・救急コース)(必修、37単位のうち1コマ、3年次)

災害発生時に、トリアージを適切に実施することを目的としたロールプレイ方式の演習を新たに導入する。

・BCP(医療概論Ⅳ アドヴァンストコース)(必修科目の中で選択、2単位単位のうち5コマ、4年次)

ロールプレイ方式の演習を取り入れて、実際の附属病院における診療継続に必要なライフライン量を算出(Business Impact Analysis; BIA)し、有事に最低72時間の診療継続を可能にするための各種施策について学び、災害時に地域医療機関でリーダーシップを発揮するための基礎的な知識を学ぶ。

教育内容の特色等
(新規性・独創性)

災害発生時のCSCATTT(Communication/ Safety/ Command/ Assessment/ Triage/ Treatment/Transport)の重要性を指導し、災害初動のあり方を教えると共に適切なトリアージ手法を指導する。またアドヴァンストコースでは、実際の附属病院における診療継続に必要なライフライン量を算出(Business Impact Analysis; BIA)し、有事に最低72時間の診療継続を可能にするための各種施策を学ぶことができる。

指導体制

筑波大学医学医療系救急・集中治療医学教員が指導に当たる。

開始時期
令和5年4月