筑波大・東京医科歯科大 GP定期ミーティング@神栖
7月5日に神栖でGPの定期ミーティングを行いました。
筑波大学と東京医科歯科大学は2‐3か月に一度、お互いの大学にて定期ミーティングを実施しています。7月5日の定期ミーティングは、今後お互いの大学の学生の実習交換に向けて、筑波大学の学生が地域実習を行っている神栖済生会病院にて定期ミーティングを行いました。
神栖は茨城県南東部に位置する市で、茨城県の中でも医療過疎が深刻な地域ですが、東京駅からバスが10分おきに出ているため実は都心からのアクセスは良いです。神栖市には鹿島臨海工業地帯があり若い世代が多い一方で、高齢化が進んでいる箇所もあります。筑波大学での実習では、診療所や訪問診療、院外薬局、地域包括支援センターなどで実習するだけでなく、グループで地域を実際に歩いて地域診断を行ったり、医療者ではなく住民の目線で神栖市の医療について考える機会を設けるために住民体験・異業種体動実習や住民へのインタビューなどを行う機会も設けています。
7月5日は東京医科歯科大学から山脇先生が神栖済生会病院に来られ、神栖での実習の概要について説明した後、実際に学生が実習する訪問看護、地域包括支援センター、院外薬局を視察しました。訪問看護、地域包括支援センター、院外薬局それぞれの担当者からお話がありましたが、熱心な学生が多く、意外と学生からの質問も多いという話も聞かれました。
神栖の実習は他の大学からの学生も多く受け入れているのですが、ちょうどその日は慶応大学の3年生が来ていたので、その後学生を囲んで実習の感想などについて聞きました。初めての実習で、やはり座学で学ぶことと実際の現場で学ぶことの大きな違いを感じたようです。
最後は、いつもおかみさんが気さくに学生と交流して下さっていてhidden programとなっている、学生の宿泊施設である、のぐち旅館に立ち寄りました。
東京医科歯科大学に限らず、神栖市をはじめ筑波大学の関連施設では他大学からの学生実習も歓迎しておりますのでぜひお問い合わせください。