文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

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東京女子医科大学6年生3名が筑波大学で2週間実習を行いました!

6月初旬の2週間、地域医療に興味のある東京女子医科大学6年生3名が筑波大学で実習を行いました。

はじめの1週間は筑波大学総合診療科、次の1週間は北茨城市市民病院附属家庭医療センターで実習を行い、総合診療や地域医療に関して理解を深められたようです。

以下、実習された学生さんのレポートです。

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筑波大学総合診療科での1週間と北茨城市市民病院附属家庭医療センターでの1週間、計2週間の学外実習を通じて、貴重な経験と学びを得ることができました。

筑波大学総合診療科では、朝の勉強会や症例検討、レクチャーを通じて、臨床に基づく知識や問診の方法だけでなく、実際の臨床現場に即したロールプレイを通じて、基本的な手技の確認や統計学の理解を深める機会がありました。また、外来見学を通じて、診断がつかない症例などに取り組む大学病院の総合診療科の役割の大切さを学ぶことができました。


北茨城市市民病院附属家庭医療センターでは、訪問診療や巡回診療を通じて地域医療の実践と地域の特性に触れることができました。また、外来実習では積極的に予診を行い、バイタルや採血などの基本的な手技を実践する機会も与えていただきました。


この2週間の実習を通じて、Common diseaseへの対応や診断の困難さに直面しました。実際に患者さんの予診を担当する中で、問診の重要性や患者さんとのコミュニケーション方法について学び、臨床現場における患者中心のアプローチの重要性を実感しました。また、バイタル測定や採血などの実践を通じて、臨床技術の向上に努めました。

さらに、地域医療の重要性と役割を理解しました。訪問診療では、患者さんの生活環境や家族のサポートの必要性を感じ、病院へのアクセスの困難さを実際に経験しました。巡回診療では、地域の交流の場としての役割も果たしていることを目の当たりにしました。


この実習を通じて、医療の幅広さと責任の重さを深く実感し、患者さんへの思いやりと地域のニーズへの対応がいかに重要かを学びました。


筑波大学総合診療科および北茨城市市民病院附属家庭医療センターでの実習は、実践的な経験と貴重な学びを与えてくれました。臨床に基づく知識や手技の向上だけでなく、患者とのコミュニケーションや地域医療の重要性についても深く理解する機会となりました。

2週間、本当にありがとうございました。


                               (東京女子医科大学医学部6年 鈴木麻衣子さん)

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このように、筑波大学では学外からの学生も積極的に受け入れています。

ぜひお気軽にご連絡ください。