文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

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筑波大医学生が「第4回全国医学部臨床推論甲子園 -オンライン・夏-」で優勝、準優勝を獲りました!

筑波大学地域医療教育学の橋本です。

私が主催している、地域医療、臨床推論や身体診察を扱う勉強会に以前から参加している学生たちが、群星沖縄臨床研修センター主催の臨床推論大会「第4回全国医学部臨床推論甲子園 -オンライン・夏-」で優勝、準優勝を獲りましたのでご報告いたします。いわゆる1・2フィニッシュです。

この大会は医学生3名1チームで参加し、臨床推論力を競うもので、今回は全国29チームが参加しました。
そのなかで私の勉強会メンバーから2チームが参加し、優勝、準優勝を獲ってくれたのは大変嬉しいです。

優勝メンバーからメッセージをいただいたのでぜひご覧ください。
今後も学生たちと勉強会を続けていきたいとおもいます。

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<以下、優勝メンバーのメッセージ>

チームメンバー:
三瓶直人(医学類5年)、吉井健人(医学類5年)、白井律帆(医学類3年)

私たちは、第4回全国医学部臨床推論甲子園というイベントに参加しました。この大会は、オンライン上にて沖縄県の群星臨床研修群の研修病院の初期研修中の先生方が症例を提示してくださりその診断名を学生が回答するという大会です。私たちのチームは5年生2名、3年生1名のチームで参加しました。

臨床推論甲子園は、実際の症例を前にして「診断は何か」を考える力が試されます。
このような力を授業や実習で完全に身に付けることはできません。こうした力を補うために私たちは放課後や空き時間を利用して自主的に学習を進めてきました。こういったことが実を結び、今大会で優勝できたことは本当に嬉しく思います。私たちはプライマリ・ケア研究会に所属しており、定期的に橋本先生にご指導いただいています。普段から私達にご協力してくださる橋本先生には本当に感謝しております。

大学生にとって放課後や空き時間を学習に費やすことは簡単ではありません。そのため今回優勝できたことは我々にとって大きなエネルギーとなりました。今後とも診断力を鍛え、診断の難しい症例に対しても専門領域の壁を超えて診療できる医師になれるよう努めて参ります。