文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

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令和6年度 第3回総合診療塾(テーマ:臨床推論の基本的な考え方-風邪編-)を開催しました!

2024年6月14日(金)に第3回総合診療塾が開催されました!

今回のテーマは、総合診療塾初登場の孫 瑜先生による「臨床推論の基本的な考え方(風邪編)」。

「風邪は万病の元」と言われるように、風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるため、用心が必要です。

「万病」の患者さんが「自称」風邪としてやってくる中で、正しく風邪の診断をするポイントをワークを交えながら教えていただきました。

以下、参加者の感想を掲載します。

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・風邪症状と思われる中にも、重篤な病気が隠れていることを常に考えながらみていく必要があることを改めて感じた勉強会でした。風邪とそうでない病気を見つけるポイントがまとめてあり、特に重要な所もこれだけは気をつけるというポイントなどもまとめて教えていただけて、わかりやすかったです。

・患者さんが「風邪」という状態には重篤な病気が隠れていることも多く、風邪を診ることが出来る医師は沢山の疾患を鑑別できる医師であると感じた。

・患者さんの症状をより詳しく聞き出すことの大切さや、鑑別診断を考えて身体診察や検査の必要性を考える、また薬の処方内容を考えて安易にPLを処方しないことなどを学びました。患者さんへの説明のポイントも勉強になりました。

・ちょうど急性心筋炎と似た症例の知人がおり、循環器内科を受診してみてはとアドバイスができました。私は整形外科・リハビリ科志望ですが、総合診療について深く学びたいと思いました。

・症例を提示しながら解説してくださるので、実際の患者さんが想定しやすくわかりやすいです。また、忘れていた事も改めて症例を考える事で思い出し、勉強になります。

次回は 7月23日(火)、臨床推論シリーズの第2回目「バイタルサイン」を予定しております。

どちらもぜひご参加ください!

日 時 : 令和 6 年 7 月 23 日(火)18:00~19:30

テーマ : バイタルサイン

講 師 : 筑波大学 橋本 恵太郎 先生

詳細、申し込みはこちら → https://tsukuba-soshin-r6-04.peatix.com