文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

令和6年度 他職種連携実習を実施しました(東京医科歯科大学)

東京医科歯科大学では多職種連携教育を推進しており、全学科専攻の学生が一堂に会して行う多職種連携実習を、入学後から卒業時まで、それぞれの学習ステージにあわせて実施しています。

  

今回は2024年4月16日に全学科・全専攻の1年生を対象に講義とグループワークを行いました。

  

参加者にとっては入学直後の初めての実習ですが、幼少期から青年期に至るまで複数回の手術を経験した先天性疾患患者講師の講演とグループワークを通して、医療系大学で学ぶ初学者としての自覚を持つことを促します。

  

また、普段接する機会が少ない各学部の学生同士が、医療・歯科医療において活躍する保健・医療・福祉の専門職について知り、共通する職業倫理や仕事に対する姿勢、多職種連携の重要性を学び、それぞれの将来像を共有すること、他学科学生の役割や意見を尊重した説明や返答・問いかけを大切にしながら自らの役割を果たすことを目標としています。

  

限られた知識の中でも、学修者にとってよりリアルに感じて互いに議論できるテーマ、内容となっています。

入学直後というこのタイミングで他学科の学生と交流し、考えを発表しあい、自身の視野や人脈を広げる機会となったようです。  

  

実習の様子はこちら

多職種連携・チーム医療についての講義の様子

講堂全体が1年生のフレッシュなエネルギーで溢れています
多様な職種の講師に質疑応答する機会もあります

患者講師の講演を聞き、グループで討論を行います
討論には「えんたくん」を使用してそれぞれの考えを書き込んでいきます
えんたくんは距離的にも心理的にも距離が縮まり、自然と会話がはずみます
皆が真剣に取り組んでいます