文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

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令和5年度 地域医療(プライマリ・ケア)学修プログラム・コース 地域医療早期体験実習(2年次)レポート

地域医療(プライマリ・ケア)学修プログラムでは、筑波大学医学類2年次を対象に、地域医療早期体験実習を実施しています。これは、実際の地域で在宅ケアを含むプライマリ・ケア(茨城県内の診療所・小規模病院及び介護施設)で半日~1日間の実習を行う必修のプログラムです。大病院での実習だけでは見えにくい医療・福祉のかかわりや、地域で暮らす患者や家族を支える地域医療の在り方に触れ、知識を深めることを狙いとしています。

実習の内容は、訪問診療への同行、外来見学、多職種の業務見学(看護師、薬剤師、療法士、保健師、ケアマネジャー等)、関連施設での見学(居宅介護支援事業所、通所リハビリテーション)など多岐にわたります。

実習の様子はこちら

入院患者さんへの理学療法に同席
障がい児を対象とした通所リハビリテーションの見学

以下、学生のレポートから感想を抜粋したものです。

・患者さんの暮らしを支えるためにこれだけ沢山の職種が関わっているということを初めて知った。医療が医師だけでは到底成り立たないと気付いた。

・リハビリ実習の際に患者さんから「患者の言葉を細かく聞き、追及するお医者さんになってほしい」と言って頂き、そのようになりたいと思った。

・患者さん同士が友人だったり親戚だったり、地域医療だからこその深い繋がりを感じた。

・様々な患者さんがおり、医療者が患者さんごとに合わせた対応をしている姿が勉強になった。医学的な知識はもちろんだが、コミュニケーションや対応力も身につけたいと感じた。