文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京医科歯科大学

サイトビジットレポート⑩(弘前大学)

文科省補助事業「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」の専任教員である筑波大学医学医療系 橋本 恵太郎先生と孫 瑜先生が9 月に弘前大学を視察されました。

1.視察目的

当学のポストコロナGP「地域医療の多様なニーズにシームレスに対応できるオールラウンダーの養成」を進める参考とするため、同じくポストコロナGPを行っている弘前大学(代表校)と秋田大学(連携校)の取組を視察した。

2.視察施設名

弘前大学医学部、弘前大学医学部附属病院

3.視察内容

見学した多職種連携実習では、医療現場の早期体験を目的としながら、学びを深めるための工夫(他科学生を加える、実習病棟が異なる者で班を構成するなど)が幾重も張り巡らされていた。これらの工夫を当学での多職種連携実習に反映させたい。

また、遠隔画像診断を行うための体制の配備や、健康未来イノベーションセンターによる地域住民に対する健康増進活動は、地域医療を担う人材の育成のため非常に重要な要素であると感じた。この経験を、当学と茨城県の医療体制のなかで地域医療を担う人材を育成するために整備すべきことを改めて検討する機会としたい。

4.感想

今回見学した弘前大学は、大学内および大学外と連携する力が非常に強いと感じた。1つの事業のために力を結集し、大きな成果を産んでいる様子を目の当たりにし、連携の重要性を改めて認識できた。弘前大学の気風を倣い、当学でも大学内外で連携が進められるように努めたい。

視察オリエンテーション(弘前大学医学部)
多職種連携実習(弘前大学医学部)
医学教育センターFD(弘前大学医学部)