文部科学省補助事業 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業

筑波大学・東京化学大学

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令和5年度 第7回総合診療塾(テーマ:多職種連携)を開催しました!

12月14日(木)に第7回総合診療塾を開催しました。

今回のテーマは「多職種連携」

今回は医学生、看護師、薬剤師、理学療法士/作業療法士等様々な職種の方に参加していただき、とあるケースの動画を視聴した上で、グループでディスカッションしてもらいました。医学生にとって他の職種の方と接する機会は多くないため、ディスカッションでは現場の様々な職種の方の視点や意見を伺うことができて、大変貴重な機会となったようです!

以下、筑波大学の3年生の感想を紹介します。

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今回のテーマは多職種連携であった。私は先週行われたケアコロキウムに参加したばかりであったので、その際に設定した自身の今後の課題である「自分の職種の強みを発信する」ことを実践した。

私のグループは、現役の薬剤師、歯科衛生士として経験をお持ちの医学生、現役の作業療法士の方で構成されていた。私は医学生であるが看護にバックグラウンドがあるため、実際の人数よりも多くの職種と議論ができた形となった。 その議論の中で感じたことは、専門によって考えることや対象者の見方が全く異なるということである。

具体的には、今回の事例で対象者の最も気になる点について、薬剤師は便秘薬について、歯科衛生士は口腔の状態について、私はご本人と家族がともに歩きたい、歩けるようになってほしいという希望があるにも関わらず、ベッド上で一日を過ごしている原因が気になったと述べた。

このことから、少しでも多くの職種が関わることができれば、対象者のより多くの側面が見られると考えられるため、多職種で連携することの重要性を改めて感じた。

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第8回 総合診療塾は、

日 時 : 1 月 25 日(木)18:00~19:30

テーマ : 行動変容

講 師 : 筑波大学附属病院 総合診療科 横谷 省治医師

詳細、申し込みはこちらをご覧ください https://tsukuba-soshin8.peatix.com