地域医療における難病診療学修プログラム

東京科学大学

養成すべき人材像

地域医療において難病の在宅診療を含む慢性期診療ができる人材を育成する。

難病診療学修プログラム

1年次(必修) 医学導入MIC

1年次の医学医療へのearly exposureの一環として、総合診療、地域医療における難病診療及び慢性期ケアの重要性について学修します。実習・演習では、Virtual Reality (VR)を用いた教材を使用し、一人ひとりの学生が在宅医療現場への参加を疑似体験します。

また、難病診療にかかわる多職種連携医療に関する素養を早期から身に付けさせるため、大学病院においてシャドウイング実習、難病患者エスコート実習をエスコート実習に加えます。

学生の気づき(青:解説前、橙:解説後)

3年次(必修) 臨床医学導入ブロック

総合診療、地域医療における難病診療の重要性について講義、オンデマンド教材を通して学びます。

3年次(必修) 感染・臨床ブロック

総合診療、地域医療における感染性疾患の病態・治療・予防について、講義、オンデマンド教材を通して学びます。

3年次(必修) 総合医療・地域医療ブロック

総合診療、地域医療における慢性期難病の病態・治療・保健制度について、新たに企画する歯学部との合同アクティブラーニング授業、講義、オンデマンド教材を通して、実習も含めて学びます。

また、地域医療における慢性期難病ケアに関する素養を早期から身に付けさせるため、介護施設等において参加型実習を行います。

4年次(必修) 臨床導入実習

慢性期難病の全身評価に関する全身診察法を身に付けさせるため、大学において新たにシミュレーターを用いた実習を行います。

5年次(必修) 臨床実習I 総合診療ブロック

難病の診断、初期治療、慢性期治療に関する素養を早期から身に付けさせるため、大学病院及び学外教育病院において関連診療科の臨床実習を行います。

6年次(必修) 包括医療ブロック

総合診療、地域医療におけるチーム医療としての難病医療について、他学部との合同アクティブラーニング授業、講義、新たに作成するオンデマンド教材、及び講義を通して学びます。

6年次(選択) 臨床実習II プライマリケアブロック(在宅診療)

慢性期難病の在宅診療・プライマリケア診療に関する素養を早期から身に付けさせるため、学外教育施設において臨床実習を行います。

プライマリケア臨床実習で学生は外来・訪問診療を担当する。

5-6年次(地域枠学生必修、他学生選択) 地域医療学習プログラム

医師不足地域の地域医療を取り巻く様々な課題についての素養を身に着けさせるため、現地の医療機関で臨床実習を行います。

養成目標人数

養成目標人数対象者令和
4年度
令和
5年度
令和
6年度
令和
7年度
令和
8年度
令和
9年度
令和
10年度
1年次5151520202020115
2年次00000000
3年次0551520202085
4年次055515202070
5年次55555152060
6年次5555551545
15353550658095375