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- 活動報告
筑波大学医学生が10月4日(土)にファミリハ秋フェスでヘルスプロモーション実習を行いました!
今年も筑波大学では医学生3年次のヘルスプロモーション実習を行っています。
全6コース中の1コース、「運動指導による健康づくり」コースでは10月4日(土)につくば公園前ファミリークリニック・ふぁみりは学園でのお祭り(ファミリハ秋フェス)に参加しました。
子供の運動不足、体力低下が問題となる中、学生たちは運動発達の36の基本動作について学び、4班に分かれて、遊びながら自然と体を動かせるゲームを企画しました。幼児~小学生の子供を想定して幅広く対応できるようにレベルに分けて企画を考え、段ボールを使ったダルマ落とし、ボウリング、障害物つきのだるまさんが転んだなどのイベントを実施しました。中には、子供が遊んでいる間に親御さんに「子供ロコモ(ロコモティブシンドローム)」についてのパンフレットを配る班もありました。
午前午後と交代でブースを担当し、担当していない学生はクリニックの他のブースの運営を手伝いました。午後から雨になってしまいましたが当日は多くの人が参加して下さり、企画を楽しんでいました。
以下、学生からの感想です。
・子どもたちが楽しみながら体を動かす姿が見られ、運動の楽しさを伝えられた。
・実習を通して、幼児期から運動習慣を身につけることの大切さや、楽しさを通じて生活習慣の基盤を築く重要性を実感した。
・子どもや保護者、地域住民など、さまざまな対象に応じたコミュニケーション力や健康教育の方法を学ぶことができた。この経験は、将来、保健指導・予防医療・地域連携を担う医師としての実践力につながると考える。
・こうした活動を通じて「病気になる前から関わる医療」の意義を体感できたことは、包括的な視点をもった医師になるための基礎となると考える。
実習先のつくば公園前ファミリークリニックでは、保育園(ふぁみりは学園)も併設し、このようなお祭りも行うことで地域全体のヘルスリテラシー向上に寄与する地域拠点になっています。このような取り組みを行っている医師の存在を知ることも、学生にとっては大きな学びになっているようです。中川先生はじめスタッフの皆様、ありがとうございました。




