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総合診療・緩和医療レクチャー「米国におけるホスピス医療 ~日米の終末期医療・ホスピス制度の構造比較~」を開催しました!


9月2日(水)米国家庭医認定医・米国ホスピス緩和医療認定医である大西恵理子先生を講師にお迎えし、会場とオンラインをつないだハイブリッド形式で実施し、教員、レジデント、学生を含む18名が参加しました。

講演では、米国のホスピス制度の仕組みをはじめ、日米における終末期医療(緩和ケア病棟や在宅医療)との違いについて、先生のご経験や具体的なデータを交えながら分かりやすくご紹介いただきました。

米国のMedicareという公的保険制度を受けている患者にはMedicare Hospice Benefit(MHB)という包括的な終末期医療の制度があり、予後が6か月以内の方は無料でホスピスが受けられること、非癌患者が78%であること、そのケアの98.8%が在宅で提供されていることなど、日本とは異なる制度や医療提供体制について学びました。

また、ホスピスへの早期移行、家族介護者の負担、営利ホスピスの増加と質のばらつき、ホスピス・緩和医療教育の必要性など、米国が抱える今後の課題についてもお話しいただきました。

さらに、オレゴン州のDeath with Dignity Act(DWDA)についても取り上げられ、終末期における患者の意思決定や選択肢について考える貴重な機会となりました。

講演後の質疑応答では、参加者からさまざまな角度から質問や意見が寄せられ、日米の違いだけでなく、「日本の終末期医療を今後どのように考えていくか」について活発な意見交換が行われました。

予定していた時間いっぱいまで議論が続き、大変充実した勉強会となりました。

大西先生、ご講演いただき誠にありがとうございました。
また、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!