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日本医学教育学会大会で、学生が最優秀賞・優秀賞を受賞しました(東京科学大学)
2026年7月31日〜8月2日、富山市で開催された第58回日本医学教育学会大会において、東京科学大学医学部医学科の田中(篠﨑) 梓さんが「Best Student Award」を、杉原輝紀さんが「Student Award」を受賞しました。
篠﨑さんは、医学生が過去に医師と接した経験が現在のコミュニケーションスキル(CS)学習への態度に及ぼす影響について検討しました。医学科4年生100名を対象としたアンケート調査の多変量解析により、医師との肯定的な経験はCS学習への懐疑的な態度を有意に低下させ、逆に否定的な経験は態度を有意に上昇させることが明らかとなり、良好な経験が学習への前向きな姿勢を引き出すことを示しました。
杉原さんは、AIエージェントと音声AIを活用した「OSCE(客観的臨床能力試験)医療面接練習ツール」の開発と評価について報告しました。時間や場所の制約を受ける模擬患者演習を補完するため生成AIを用いたツールを開発し、学生演習において高いフィードバック受容性と学修満足度が得られたことを示しました。
このように学生自身が主体となって医療教育の課題に取り組み、研究成果を創出したことは、今後の教育改善に向けても大きな意義を持つと考えられます。こうした取り組みが学生の学修機会の充実や教育効果の向上に寄与し、将来の地域医療を支える人材育成および医療の質の向上への貢献が期待されます。
