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令和8年度 包括医療統合教育 講義レポート(東京科学大学)
東京科学大学では医学科5年生の学生を対象に、包括医療統合教育という講義を年8回実施しています。
この講義ではさまざまな立場で活躍する先輩医師や専門職の方の講義を聞き、自身の将来の進路選択に視野を広げ、課題や障壁についても考察することを目的としています。
今回は、2026年6月に行われた講義について報告します。
今回の講義は「専門研修とは」として、医師の様々なキャリアや研修先を選ぶ際の考え方について、専門研修を修了された学年の先生から、専門研修で経験する様々な困難についてなど、ご自身の経験を交えたお話を伺いました。

講義後に、以下のテーマで提出されたレポートの一部を抜粋して紹介します。
学生レポート
【課題:専門研修の診療科を選択するために初期研修や臨床実習をどのように過ごすことが必要でしょうか。】
・将来どのような地域や医療機関に赴任しても、目の前の患者さんにベストな初期対応ができるよう、実習や初期研修のうちにすべての診療科をフラットに回り、偏りのない幅広い臨床能力と基礎知識の土台を築いておきたいと考えています。
・各地域の現場で求められる医師像や最新の医療状況は常に変化しているため、先輩方の経験談を参考にしつつも、専門研修制度や地域のニーズに主体的にアンテナを張り、変化に対して柔軟かつ迅速に行動できるよう早めの情報収集を心がけます。
・診療科の目に見えやすい手技やカンファレンスでの議論だけでなく、『日常の診療』や他職種との関わりの現場を肌で感じ、先生方の真摯な働き方から深く学ばせていただきたいです。自分がその地域・医療機関などでどのように力を発揮し、貢献していけるかという視点を大切にしたいです。
・自身の疾患への興味だけでなく、将来のライフイベントや地域の医療ニーズ、私生活との両立も含めた長期的なキャリアプランを多角的に考えています。多様な現場で活躍するロールモデルの先生方からお話を伺い、自分の適性と地域での役割を鑑みて進路を決定したいです。
今回の講義を機に、学生たちが自身の適性や将来像を客観的に考えている様子がうかがわれました。
将来さまざまな分野や地域の現場での活躍をより具体的に描く、貴重な機会となりました。
